トップタツノの仕事・海外営業 海外事業部 営業課 K.S

INTERVIEW

海外営業

海外事業部 営業課

K.S

2016年入社/地域文化専攻

世界中で活躍するタツノの計量機。
各国の代理店を通じてタツノ製品の性能を
余すことなくアピールする。

英語力と技術的知識を磨き、
日本と海外をつなぐ。

タツノの海外事業の取引先は、(1)現地で販売・メンテナンスを担う代理店、(2)その国で石油を流通させ販売する現地の石油元売会社、(3)石油メジャー(大きな資本力を持って国際的に活動する石油元売会社)という3つに大別されます。私は、台湾とバングラデシュを担当しており、代理店から依頼された内容に合わせて見積を作成し、各代理店と交渉します。受注後は、仕様を確認し、工場の製造部門に生産を依頼します。その間に製品を輸出するための通関書類を整え、製品完成後は輸出業務に当たります。船に乗せたら一連の業務はほぼ完了です。またこれらの業務とは別に、各国から来日する代理店担当者やお客様を工場やショールームに案内したり、商談を行うこともあります。海外営業とはいっても、海外を飛び回るようなことは少なく、国内業務が中心です。ただ、代理店とのやりとりは、メールや電話、書類等、英語で対応します。大学の専攻は国際関係でしたが、とりわけ英語が得意だったわけではありません。しかもタツノの製品を扱うには専門的な知識も必要です。新しい技術や聞いたことのない単語に出会うのは、入社してしばらくたった今も変わりません。不明点はそのつど調べ、技術的な知識に関しては、製造部門や設計部門に確認し、自分の知識として身に付くよう心がけています。

計量機の多様な技術に感動。
海外でも技術力に高い評価。

世の中への影響が大きいことから、就職活動では車に関係する仕事をしたいと考えていました。車の動力=ガソリンであり、それを供給する機械のトップメーカー、という流れで出会ったのがタツノです。ただ、機械知識が必要そうでハードルの高さを感じていました。しかし、ショールームを見学したときに、ガソリン計量機の種類の豊富さや環境関連製品などの高い技術に驚かされ、大変ながらもやりがいがあると思い、タツノへの入社を決めました。
海外事業部に配属後、3ヶ国語で仕事をする上司の姿を見たり、各国での販売台数の規模を知って、再度、驚きました。語学力に不安はあったものの、せっかくのチャンスをモノにしたいと、必死で業務に取り組んでいます。
そして今、海外からのお客様に当社の製品や仕組みを説明すると驚かれることがしばしばあります。例えば自社で計量機の検定室を持ち、完成品のテストを行っていること。本来は国から検定員が来社して行う業務ですが、技術や実績のあるタツノは、社員による自主検査が認められています。「我が国では考えられないことだ」と感心されるお客様が多く、ひいてはタツノへの信頼となり、その後のビジネスにも大きなプラスとなっています。

担当国における
シェア拡大のカギは、
現地調査でしか掴めない
市場の生の声。

もちろん、必要に応じて海外に出向くケースもあります。台湾出張では、「自分の手がけた製品が海外で活躍している」と熱い思いで、現地のガソリンスタンドを見学しました。一方、バングラデシュは中国やインドなど他国メーカーのシェアが高く、現地に出向くまで至っていません。やはり現地に出向かなければ、なかなか生の声が拾えませんので、一度現地調査を行い、受注拡大の突破口を見つけられればと考えています。
海外営業では、製品単体を販売するだけでなく、ガソリンスタンドの運営のために必要な初期投資や減価償却、投資回収など、幅広い視野を持ち、自分なりの意見を持って代理店と交渉することが求められます。両者の折り合いを図ることは簡単ではありませんが、そこに新たな発見があれば、さらに大きな驚きとやりがいにも出会えるはず。タツノ製品の凄さを、これまで以上に強く印象づけるためにも、担当国のニーズをさらに掘り下げ、受注数を増やしていきたいと思います。

WORKFLOW

1日の
仕事の流れ

  • 8:00
    出社/メールチェックなど。
  • 8:30
    始業・ラジオ体操
  • 8:40
    朝礼/各担当の出勤状況・連絡状況の報告。毎週火曜日にはフリースピーチを行います。
  • 9:00
    計量機・パーツの注文処理
  • 11:00
    船積書類の作成
  • 12:00
    昼休憩/食堂にて昼食。
  • 13:00
    船積書類の送付
  • 14:00
    電話会議/海外の御客様と、週に1度プロジェクトの進捗状況・御要望についてヒアリング。
  • 15:00
    計量機見積
  • 17:20
    就業時間終了/明日行う業務の確認を行います。
  • 18:00
    退社

OFFTIME

オフタイム

中学時代から吹奏楽部で金管楽器のチューバを担当。大学時代も学業よりも、もっぱら部活中心の毎日でした。社会人になってからも吹奏楽団に所属し、週に1度の練習に参加。職場を離れ、様々な職種の方と交流を深める機会になっており、演奏会やイベントにも積極的に参加しています。それ以外では、休暇を利用して東北や静岡など、国内各地への旅行を楽しんでいます。

WORK

タツノの仕事

エネルギーインフラを支える社員たち。
日々の仕事が社会への貢献、
自身の成長につながる。

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